乗り換え便利度(五段階評価)

  • 丸ノ内線-副都心線・・5
  • 丸ノ内線-新宿線・・・3
  • 副都心線-新宿線・・・2

 もともと、丸ノ内線のホームが明治通りに接しており、その明治通りの下に副都心線が造られたため、必然的に、両線の乗り換えは便利になりました。
 専用通路が設けられており、そこを歩けば、短時間で乗り換えが可能となります。丸ノ内線の場合は最も四ツ谷寄りの車両に、副都心線の場合は最も池袋寄りの車両に乗ると、降りてすぐの所に乗換通路があります。

 一方、都営新宿線からの乗り換えですが、こちらはかなり離れたところにホームがあります。しかも、改札口の位置なども、乗り換えを意識して作られていないため、少なからず歩かされます。
 新宿線から丸ノ内線で改札から改札まで3~4分くらい、副都心線ですと4~5分くらい歩かされます。
 新宿線の駅は、どこで降りても、同じ改札に上がる構造になっているので、どの車両に乗ってもあまり違いはありません。
 一方、丸ノ内線からなら、四ツ谷寄りから2両目、副都心線でしたら編成の中央辺りにある5号車から7号車が便利です。
 いずれの場合も、乗り換える路線によって経路が全く異なるので、注意が必要です。
 ちなみに、丸ノ内線ホームの一番新宿寄りでは、新宿線までの距離は315mと表示されています。一方、そこから隣の新宿駅までは300mです。つまり、同じ名前の駅よりも、隣の駅のほうが近い、というわけです。なかなこういう駅もないでしょう。

 というわけで、この駅での新宿線との乗り換えは避けたいところです。
 回避策ですが、副都心線池袋以北から新宿線の九段下以東に乗り換える場合は、有楽町線を利用して市ヶ谷で乗り換えたほうが便利です。また、副都心線から京王線方面に行く場合は、池袋からJRで新宿に出たほうがいいでしょう。
 また、丸ノ内線の荻窪方面⇔新宿線本八幡方面の場合、淡路町-小川町で乗り換えをする方法もあります。こちらのほうが電車に乗っている時間は長くなりますが、乗り換えはずっと楽です。荷物が多い時や、足の調子が悪い時は、こちらを使ったほうがいいかもしれません。
 なお、新宿線から丸ノ内線の新宿御苑駅を利用する場合ですが、丸ノ内線に乗り換えず、新宿三丁目で降りてそのまま歩いてもたいして時間は変わりません。