津田沼という駅は、総武線・京成線とも交通の要衝となっています。総武線の場合は分岐駅ではないのですが、ここに快速・各駅の車庫があります。そのため、快速では4分の1ほどが、各駅では半分くらいが「津田沼」行きです。
一方、京成では、成田方面に行く本線と千葉方面に行く支線、さらには関連会社の新京成線が分岐しています。
というわけで、その知名度もあり、「総武線から京成に津田沼で乗換えよう」と考える人が少なからず存在します。しかし、それを実行してしまうと大変な目にあいます。なぜならば、総武線の津田沼駅と京成津田沼駅は電車で一駅、バスで5分かかるほど離れているからです。
総武線の津田沼駅を見ると、改札をはじめ、何カ所にも「京成津田沼駅との乗換えはできません」と書いてあります。それだけに間違えてここで降りてしまう人が多いのでしょう。
もし間違えて降りてしまった場合は、5分弱歩いて新京成線の新津田沼駅に行くか、駅南口のバスターミナルから袖ヶ浦団地行きもしくは幕張本郷駅行きに乗るかして京成津田沼駅に出るしかありません。
このような間違いを防ぐために覚えておくべき「鉄則」があります。それは、、「総武線⇔京成線における乗換えは船橋駅を使う」です。
総武線の船橋駅と京成の船橋駅は、改札から改札まで歩いて5分くらいで行けます。しかも、スカイライナーが停車するため、総武線の錦糸町方面から成田空港に行く際も、ここで乗換えればかなり早く行くことができます。
なお、細かいことを言えば、総武線の稲毛方面から、京成線の八千代台・成田方面に行きたい場合は、幕張本郷で京成千葉線に乗換えて京成津田沼に行き、そこから京成本線に乗換えるのが便利です。まあ、そのような利用をするのは地元の人なので、最初から津田沼で間違えたりすることはないでしょうが・・・。
繰り返しになりますが、総武線と京成線の乗換えにおいては、船橋駅を使うことが鉄則となる事を覚えておくのがいいでしょう。それさえ間違えなければ津田沼で不便な目にあうことはありません。