乗り換え便利度

  • 通常時・・・4
  • ラッシュ時・・3
  • 京成西船・・・1

 一番頻度の高い乗換えである、東京メトロ東西線=東葉高速と、総武線各駅停車には、ホームの両端と中央部と、三つの乗換え階段があります。
 その中で、お勧めなのは、一番中野寄りの階段です。ここは、両線の乗換え専用階段なので、下車する人や、武蔵野線・京葉線に乗換える人は使いません。そのため、混雑度は一番低いです。乗換えの時も「この階段なら間に合うが、他なら間に合わない」という事もあります。
 ただし、この階段は朝6時から10時までと、16時から23時までのみの営業となっております。そのため、日中と朝晩は使えないので注意が必要です。

 また、武蔵野線・京葉線と乗換える時は、逆の端である、船橋・東葉勝田台寄りの階段を使ったほうが、やや空いているように思われます。ただ、こちらは階段しかないので、エスカレーター・エレベーターを使う場合は、中央部分を使うことになります。なお、これは最初に書いた、東西線⇔総武線の場合も同様です。
 なお、全路線に言えることですが、ラッシュ時の乗降客数を捌ききるには、ここの階段・エスカレーターの幅・数は不足しています。したがって、様々な場所で行列が発生します。
 さらに、2007年に東西線とJRの間に乗換え改札を設置してからは、より混雑度が上がりました。特に、事故で運休など、不測の事態が発生した時には大変な事になります。
 したがって、万が一の時の振替輸送を利用するときは、可能な限り、この駅での乗換えは避けたほうが懸命です。
 あと、京葉線への乗換えも注意が必要です。さほど本数が多くない武蔵野線が、ここで東京方面と南船橋方面に別れるため、本数は半減します。特に日中は30分近く間が空くこともザラです。平日の南船橋発西船橋方面で、10時13分の次は10時51分、などという事もあります。
 そのため、東京方面に行くのに南船橋で乗換えたり、海浜幕張方面に行くのに、市川塩浜で乗換えたりする事も生じます。
 その結果、日中に錦糸町方面から海浜幕張に行く場合、西船橋で乗換えず、幕張本郷からバスを利用したほうが早い、という事も少なからずあります。

 ところで、西船橋から歩いて10分弱のところに、京成西船という駅があります。西船橋駅の影響でこのあたりの地名が「西船」になったため、このような名前になりました。
 「京成西船橋」でないことからも分かるように、西船橋との乗換えは便利ではありません。さらに、各駅停車しか止まらないため、せっかくたどりついても、目の前を電車が通過するだけ、という事も多々あります。
 したがって、乗換える場合は、ここは使わず、一つ手前の船橋・京成船橋を使ったほうが早くて便利です。