乗り換え便利度(五段階評価)

  • 銀座線-東武線・・・4
  • 銀座線-浅草線・・・3
  • 浅草線-東武線・・・2
  • つくばエクスプレス・・・乗り換え不可

 銀座線から東武線に乗り換える場合は、一番前の車輌に乗ると便利です。そのまま階段を上がり、東武線乗り換えの表示に従って地上に出ますと、目の前に東武浅草駅がそびえ立っています。
 東武線から銀座線に乗り換える場合も、やはり一番前の車輌が便利です。そこから改札を出て階段を降りると、銀座線の入口が見えます。

 一方、銀座線と浅草線の乗り換えは少々特殊です。浅草駅には相対式で二本のホームがあります。そして、どちらも同じように電車が発着します。
 もし一番線に電車が到着した場合は乗り換えは楽です。ホームの最も渋谷よりの所に、乗り換え通路があり、そこから改札を出てちょっと歩くと、浅草線の改札があります。
 ところが、二番線に電車が到着した場合、乗り換えは大幅に不便になります。ホーム中央にある階段を登り降りして一番線に行き、そこからホームを歩いて渋谷よりの端まで行く必要があるからです。
 したがって、渋谷寄りの車輌に乗った場合、もし一番線に着けば短時間で乗り換えが可能ですが、二番線に着いた場合は、面倒な事になります。予め到着ホームが一番線だと分かっている場合を除けば、編成の真ん中あたりに乗るのが無難でしょう。
 冒頭の乗り換え便利度で「3」と書きましたが、実はこれは「一番線からなら『4』だが、二番線からなら『2』。それを平均して『3』」という事を意味します。
 浅草線から乗り換える場合も同様で、一番線には簡単に行けますが、二番線にはその倍の時間をかける必要があります。
 銀座線の本数は多いので、仮に先発が二番線から出るとしても、それは見逃して一番線発の電車に乗るほうが、体力消費の事を考えればお勧めでしょう。
 なお、新型車両である黄色く塗装された1000系電車の場合、車輌側面の電光表示で、浅草駅の何番線に着くかを案内しています。都営線に乗り換える人はこれにより、大幅に便利になりました。
 一方、浅草線から銀座線・東武線に乗り替える場合ですが、押上方面の電車の場合は前から二両目に、泉岳寺方面の電車に乗る場合は、編成の中ほどに乗るのがお勧めです。
 なお、浅草線⇔東武線の乗り換えですが、間には銀座線の浅草駅があります。しかし、そこを経由しようとせず、地上を歩いたほうが便利です。浅草線からの場合はA5出口が、東武線からの場合は、銀座線と同じ正面出口を使用します。

 「浅草」を名乗る駅としてはもうひとつ、つくばエクスプレスの浅草駅があります。しかしながら、この駅はこれまで紹介した三線の浅草駅とは全然違う所にあります。
 強いてお勧めの乗換方法を挙げるとしたら、吾妻橋の近くにある、バス停「水上バス」で無料巡回バス「パンダバス」に乗り換え、そこから3つ先にある「ROX前」で降りる、になります。その近くに、つくばエクスプレス浅草駅の入口があります。
 また、銀座線を使う場合でしたら、田原町駅が最寄り駅になりますが、こちらもそこそこ歩きます。
 効率的に、つくばエクスプレスに乗り換える方法としては、銀座線ならば上野で日比谷線に乗り換えて、南千住北千住、となります。
 また、浅草線でしたら、人形町で日比谷線に乗り換えて以下同様、となります。
 また、東武線の場合は、北千住が唯一の、つくばエクスプレスとの乗り換え可能駅となります。