乗換え便利度・・・1(五段階評価)

 南北線と大江戸線という、ほぼ同時期にできた路線同士であるにも関わらず、乗換えに関する利便性は何ら考慮されていません。もともと、計画段階では別々の駅だった、という事情があるのは分かっていますが、よくもここまで、と感心するほどの不便さです。
 南北線・大江戸線とも、ホームはかなり深いところにあります。ともに深いところにあるのですから、どこか地下深くに乗換え専用通路を造ればいいのでは、と思うのですが、そのような事は一切ありません。一度、地表近くまで上がった後、再び、深いホームまで降りる必要があります。

 というわけで、よほどの事がない限り、この駅での乗り換えは行わないのが賢明です。たとえば、大江戸線の築地市場方面から東急目黒線方面に行くなら、大門と三田で乗換えて三田線に乗換えたほうが、乗換え数は増えるけれど時間は早いでしょう。また、大江戸線代々木方面からなら、青山一丁目で銀座線に乗換え、溜池山王で南北線に乗換えたほうが、歩く時間はかなり減ります。
 また、南北線と大江戸線のもう一つの接続駅である後楽園-春日でも乗換え可能な場合は、そちらを選ぶ方がずっと楽です。