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東海道新幹線-総武快速・横須賀線・成田エクスプレス

 東海道新幹線と総武快速・横須賀線を乗換えるというと、長年の習慣から、ついつい東京駅での乗換を考えがちです。しかし、新幹線の東京駅が八重洲口側の地上2階にあるのに対し、総武快速・横須賀線が使う東京駅は、丸ノ内口の地下5階にあります。したがって、水平に数百メートル移動するうえに、垂直に7階分を移動する必要が生じてしまいます。

 数年前までは、この移動が必須となっていました。しかし、2003年の新幹線品川駅開業により、状況は大きく変わりました。新幹線駅は、総武快速・横須賀線のホームに隣接して作られています。もちろん、一度階段を上って改札を通り、再び階段を下りる必要はあります。とはいえ、東京駅での移動を考えたら、縦方向・横方向とも、移動距離は三分の一以下になります。
 特に、海外旅行で東海道新幹線から成田エクスプレスに乗換える場合は、この品川駅利用が便利です。海外旅行の荷物を抱えたり転がしたりしながら東京駅で大移動するのは、より大変です。それが品川駅利用により、大幅に移動距離も消費体力も節約できます。
 なお、1日47本走る成田エクスプレスのうち、7本ほどは品川に止まりません。そのような列車に乗りつぐ場合でも、品川駅で乗換えて、総武快速・横須賀線に乗れば、一部の東京止まりを除けば、同一ホームで乗換えることができます。乗換回数が一回増えますが、東京駅での大移動を考えれば、こちらのほうが効率は良さそうです。

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2007年10月21日 22:30に投稿されたエントリーのページです。

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