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南北線(東京メトロ) アーカイブ

2007年05月06日

麻布十番

乗換え便利度・・・1(五段階評価)

 南北線と大江戸線という、ほぼ同時期にできた路線同士であるにも関わらず、乗換えに関する利便性は何ら考慮されていません。もともと、計画段階では別々の駅だった、という事情があるのは分かっていますが、よくもここまで、と感心するほどの不便さです。
 南北線・大江戸線とも、ホームはかなり深いところにあります。ともに深いところにあるのですから、どこか地下深くに乗換え専用通路を造ればいいのでは、と思うのですが、そのような事は一切ありません。一度、地表近くまで上がった後、再び、深いホームまで降りる必要があります。

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2007年05月12日

赤坂見附・永田町

乗換え便利度・・・赤坂見附5+、永田町2、赤坂見附⇔永田町1-(五段階評価)

 赤坂見附駅は、都内の地下鉄でも数少ない、「同一ホームで他路線に乗り換えができる駅」です。また、同一ホームで乗り換えができない、銀座線浅草方面⇔丸ノ内線荻窪方面、および銀座線渋谷方面⇔丸ノ内線池袋方面の場合も、渋谷寄り・新宿寄りの端の車両で降りれば、比較的短時間で乗り換えができます。
 東京の地下鉄における初の乗換駅であり、今でも最上位の利便さを持つ乗換駅と言えるでしょう。当然ながら、乗り換えの経路で赤坂見附を含むものが選択肢にある場合は、迷わず赤坂見附乗り換えを選ぶべきです。
 ただ、この赤坂見附駅と同一駅扱いとなっている永田町駅は、赤坂見附駅とは似ても似つかない不便さがあります。

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2007年05月22日

国会議事堂前・溜池山王

乗換え便利度・・・

  • 銀座線-南北線・・・5
  • 千代田線-丸ノ内線・南北線・・・4
  • 銀座線-千代田線、南北線-丸ノ内線・・・2
  • 銀座線-丸ノ内線・・・ここでの乗り換えはありえない
(五段階評価)

 南北線が開通した際に、溜池交差点のあたりに溜池山王駅ができました。それにあわせ、銀座線も新駅を設置して乗換駅に。そして同時に、南北線の溜池山王駅と千代田線の国会議事堂前駅が近接していた事から、両駅は乗換駅となりました。
 このように、溜池山王駅は乗り換えを前提に設計されているために、非常に乗り換えしやすくなっています。銀座線なら一番渋谷寄り、南北線なら一番目黒寄りで降りると、連絡通路があり、エスカレーターを使えば短時間で乗り換えができます。
 一方、国会議事堂前駅相互での乗換えも、車両さえ間違えなければさほど手間ではありません。丸ノ内線は一番荻窪寄り、千代田線は一番綾瀬寄りの車両にそれぞれ乗れば、比較的短時間で乗換え可能です。
 さて、駅名が異なる国会議事堂前と溜池山王ですが、千代田線と南北線に関しては、比較的容易に乗り換えが可能です。千代田線なら一番代々木上原寄り、南北線なら赤羽岩淵寄りの1号車か2号車に乗れば、駅名が違う事を考えれば、かなり便利に乗換えることができます。

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2007年06月14日

飯田橋

乗換え便利度

  • 有楽町線-南北線・・・5
  • 東西線-中央総武線・・・4
  • 有楽町・南北線-中央総武線・・・2
  • それ以外・・・・1
  • (五段階評価)

     東西線と南北線が接続する、という事を考えると、東京地下鉄の中心駅と言えるかもしれません。しかしながら、地下鉄の乗換駅としては、有楽町線と南北線の乗り換えを除けば、あまり便利とは言えません。
     その事を端的に示しているのは、地下鉄の各飯田橋駅の所在地です。東西線は千代田区で有楽町線と南北線は新宿区、そして大江戸線は文京区にあります。
     というわけで、同じ新宿区にある有楽町線と南北線の乗り換えだけは非常に便利です。構造的には有楽町線ホームの真下に南北線ホームがある感じです。連絡階段も複数あるので、特に乗る車両を意識する必要もありません。

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2007年06月27日

市ヶ谷

乗換え便利度

  • 有楽町線・都営新宿線・中央総武線相互・・・5
  • 有楽町線-南北線・・・・3
  • 南北線-都営新宿線・中央総武線・・・1
(五段階評価)

 この駅の乗換改札は非常に特殊かつ便利な作りとなっています。東京メトロ・東京都交通局・JRの三社が接続するわけですが、この三事業体の改札が一体化しているのです。そのため、どの線からどの線に乗換えるのも非常に便利です。同一ホーム乗換の次に便利と言っても過言ではないでしょう。
 ちなみに、有楽町線では新木場方面から三両目の3号車か中程にある5号車が、新宿線では一番新宿よりの車両が、JRでは中程の4号車が便利です。
 この三線相互については、大回りにならない限りは市ヶ谷で乗換えると考えておけば間違いありません。
 というわけで、南北線の存在を考えなければ、乗換便利度は文句なしに「5」がつく駅です。

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2007年07月02日

有楽町線と南北線

 両線の接続駅である、永田町市ヶ谷飯田橋の三駅の紹介が完了したので、路線単位での乗り換え方法について記載します。
 まず、三駅の中でもっとも乗り換えが楽な駅は飯田橋です。市ヶ谷も正しい経路を利用すれば飯田橋とさほど変わらないのですが、ちょっと間違えるとやや長い距離を歩くことになるので、飯田橋を利用したほうが無難でしょう。一方、永田町での乗り換えはかなり時間を取られます。
 そのため、池袋方面⇔赤羽岩淵方面はもちろんですが、池袋方面⇔目黒方面、新木場方面⇔赤羽岩淵方面の乗り換えも、飯田橋を使うのが便利です。有楽町線の場合は、新木場寄りの2号車か中程の5号車が、南北線の場合は、目黒寄りの5・6号車か中程の3号車が便利です。南北線は六両編成ですから、目黒寄りに乗っていれば問題ない、という感じで考えておけばいいでしょう。

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2007年07月07日

東西線と南北線(東京メトロ)

 唯一の接続駅は飯田橋ですが、乗換える際に区境を越えるくらいですから、かなり時間がかかります。
 東西線西船橋方面⇔南北線目黒方面については、日本橋から銀座線に乗換え、溜池山王で南北線に乗換える、という回避策があります。両駅とも乗り換えは楽ですし、距離も銀座線経由のほうが近くなります。したがって、乗り換えを一回余計にやる手間の元は取れます。

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2007年07月08日

南北線と都営新宿線

 唯一の接続駅は市ヶ谷でですが、ここでの乗り換えはかなり時間がかかります。ただ、赤羽岩淵方面⇔新宿方面については回避策はありません。新宿から山手線を使うという経路が考えられますが、新宿での乗り換えは市ヶ谷よりさらに大変なので、お勧めできません。
 また、赤羽岩淵方面⇔本八幡方面についてですが、後楽園→春日で大江戸線に乗り換え、森下で新宿線という回避策があります。二駅とも、市ヶ谷ほど歩くことはありません。また、距離的にも少し短くなります。
 なお、王子以北からの場合、王子駅で京浜東北線に乗り換え、秋葉原→岩本町を使って新宿線に、という方法も思いつきます。特に日中は京浜東北線が快速運転をするため、かなり時間は稼げそうに見えます。ただ、京浜東北線を使っての秋葉原→岩本町の乗り換えはかなり時間がかかるため、結局は市ヶ谷乗り換えとさほど変わらない結果になりそうです。駒込から山手線を使うのも同様です。

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2007年09月05日

日比谷線と半蔵門線・日比谷線と南北線(東京メトロ)

 東京メトロには八つの路線があります。このうち、相互接続をしていないのは、日比谷線と半蔵門線および、日比谷線と南北線のみです。他の路線は、とりあえずお互いに接続する駅があります。
 その数少ない例外であるこの日比谷線と半蔵門線・南北線ですが、実は、車両同士なら同一ホームでの乗り換えが可能です。日比谷線と半蔵門線は東武伊勢崎線の北千住-東武動物公園間で、日比谷線と南北線は東急の田園調布-武蔵小杉間で、いずれも複々線を併走します。もしかして、乗り入れ後に併走するから、という理由で、東京メトロ内では交差する地点があるにも関わらず、あえて接続駅の設定・作成をしなかったのでしょうか。
 というわけで、乗り入れ先まで行けば、乗り換えは極めて容易です。しかしながら、本稿では、東京メトロの路線内で、この組み合わせで乗り換えを行う方法を考えてみたいと思います。

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2008年03月08日

後楽園・春日

乗換え便利度

  • 南北線-大江戸線・・・4
  • 三田線-大江戸線・・・3
  • 三田線-南北線・・・・2
  • 丸ノ内線がらみ・・・・1以下
 最初に丸ノ内線の後楽園駅が開業し、続いて三田線の春日駅が開業しました。この時点では、乗り換え駅ではありませんでした。その後、両駅の間に南北線の後楽園駅と大江戸線の春日駅ができたため、あわせて乗換駅となった、という経緯を持つ駅です。

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2008年03月16日

四ッ谷

乗換え便利度

  • 丸ノ内線-中央線・・・4.5
  • 南北線がらみ・・・・・・3

 四ッ谷駅で一番高いところにあるのは、丸ノ内線のホームです。その一層下に中央線があり、さらにその地下深くに南北線ホームがあります。
 しかも、地上にある丸ノ内線のホームから地下にある南北線のホームに行くのに、一度階段を上らねばなりません。
 このように書くと、丸ノ内線と南北線の乗り換えは渋谷駅で銀座線から半蔵門線に乗換えるくらい面倒なのでは、とも思えます。
 しかしながら、この両線の乗り換えはそれほど不便ではありません。

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2008年03月28日

南北線とJR中央・総武線

 四ッ谷市ヶ谷飯田橋と三駅間で併走しています。まず、絶対にありえないのは市ヶ谷での乗り換えです。間に動く歩道があるほど、乗り換えに時間がかかります。
 また、四ッ谷と飯田橋で比較すれば、四ッ谷になります。飯田橋で乗換えるのは、南北線赤羽岩淵方面から、中央・総武線御茶ノ水方面に乗換える時のみです。なお、飯田橋の乗換案内でも書きましたが、JRから南北線に乗るときは、西口を使い、駅ビル・ラムラの中を通る経路が一番便利です。
 それ以外の場合は、全て四ッ谷で乗換えるのが最も便利です。四ッ谷には赤坂口と麹町・四ッ谷口という二つの改札がありますが、南北線に乗換える場合は、どちらでもほぼ同じ所要時間です。したがって、南北線から乗換える場合は、JRのどの車両を使うか、によって出口を選ぶ事になります。

2008年03月29日

南北線と大江戸線

 南北線と大江戸線は、後楽園-春日飯田橋麻布十番の三駅で接続します。この三駅の乗り換え便利度は極めて対照的です。
 後楽園-春日は、駅名こそ違え、乗り換え専用改札口が設置されており、短時間で乗換える事が可能です。
 しかしながら、飯田橋は乗り換えの間に区境を変えるほど離れています。さらに麻布十番は、地下深くから地上近くまで上り、そこから歩いた後、再び地下深く降りるという、乗り換えの不便さを凝縮したような駅です。

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2009年03月23日

丸ノ内線と南北線

 接続駅が四駅あります。これは、併走区間がある、有楽町線と副都心線、銀座線と半蔵門線をに次ぐ多さです。ただ、うち、駅名の異なる赤坂見附・永田町および、国会議事堂前・溜池山王は、間に他路線の駅を挟んでいるため、かなりの時間がかかります。また、駅名が同じ後楽園も、双方のホームが地上二階と地下五階にあるほどで、かなりの時間がかかります。
 結局、直接の接続駅で乗換えが便利なのは、四ッ谷くらいです。

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